候補者のハートをつかむ-入社モチベーションをアップさせるコツ

このエントリーをはてなブックマークに追加

候補者がキャリア・仕事内容を最も重視する場合に入社モチベーションを上げるコツとは

自分はどんな仕事で活躍ができるのか?

入社へのモチベーションをアップさせるには、「自分はこの会社に入ってどんなこと(仕事)ができるのか?=どのように活躍ができるのか?」ということを明確にしてあげることが必要です。

候補者が「これをやりたい」と思っている仕事の分野や内容と、採用する側が「これをやってほしい」と考えているものが、ピッタリ一致していれば言うことはないのですが、微妙な違いがあることや、初めから候補者が希望するポジションに就くことを約束できない場合があるかと思います。そういった場合、そのままにしておくと、候補者は「自分のやりたいことができないかもしれない…」と不安になったり、企業への興味を失ってしまいかねません。

ここで、ある企業のエンジニア採用の一例をご紹介しましょう。

ある候補者は、設計の上流工程に携わることによりキャリアアップしたいと願いA社を受けました(転職の動機)。しかし、当面担当するのは今までの仕事とはあまり変わらない設計業務でした。候補者としては転職に対する思い・ビジョンに矛盾が生じ、辞退をしようとしましたが、そのとき企業側は候補者に、現状~今後取り組んでいく自社の新しい製品の開発やそこに必要な人材、将来その候補者に何をやってもらいたいのかを順を追って説明しました。これによりビジョンの具体性を候補者に持たせ、そして最後に「その為には、将来に向けてどのようなスキルの向上が必要か…。」と一連の説明をしたそうです。それにより、候補者は、自分が目指す方向性と会社が目指す方向性が一致していることを理解でき、入社意志が固まったそうです。

当面任される仕事が自分の思い描いてたものと少しズレていたとしても、将来、希望する仕事に携われる可能性が見えたり、自分のやりたい仕事の方向性と会社の方向性が同じであると分かった場合に、候補者のモチベーションはグッと上がってくるものなのです。

求職者の視点「肩書きへのこだわり」

Tさん(30才)は、とある大手商社でモバイルコンテンツ製作の「チーフ・ディレクター」として活躍していました。より裁量範囲を拡げたいと考えた彼は転職を決意。めぐりあったのが、ベンチャー系コンテンツメーカーのA社でした。前職での経歴を引っ提げて面接に臨み、見事内々定までこぎつけた彼に用意されたA社でのポジションは「アシスタント・ディレクター」。年収や仕事内容に異存はなかったものの、この「アシスタント」の響きに憤慨したTさんは、あっさりとA社を辞退してしまいました。
たかが肩書き、と思うかもしれませんが、意外なところにモチベーションを感じている人もいるものなのです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
ページの先頭へ

●採用成功ナビの2つの特長

最適な採用手法をご提案!

様々な企業が自社に合う
人材の採用に成功している

採用方法の紹介を見る

豊富な採用実績!

多岐にわたる採用事例から
自社に似たケースが探せる

採用成功事例を見る

お申し込み・お問い合わせ・ご相談はこちらからお気軽にどうぞ!

採用サービスのご利用について

すぐに採用を始めたい方も。まずは相談してみたい方も。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

0120-98-3046 9時~18時 (土日祝日を除く)内容は正確を期すため録音しています

ご相談・お問い合わせはこちら

メールマガジン(無料)について

中途採用情報メルマガ(無料)を定期的にお届けします。

  • ・求職者の詳細な職務経歴情報が閲覧・検索できる
  • ・中途採用に役立つ最新情報や採用の秘訣などをお届け

貴社の事業成長に少しでもお役に立てられれば幸いです。

無料メルマガお申し込みはこちら