最終面接の準備-根回しのすすめ

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事前の準備で、候補者の気持ちの傾き方は大きく変わります。

いかに"響く"アプローチができるか

面接に不馴れな現場面接官をサポート -場作り-

候補者は「内定」が出たからといって、その会社に入社するとは限りません。他社と併願している場合、併願相手からも内定が出れば、候補者は天秤にかけて入社先を選択することになるでしょう。

そういった、内定後が勝負になるような候補者の場合、いかに"響く"アプローチができるのかがカギを握ることになります。

そこで、候補者の状況をしっかり見極めた上で、人事担当者が面接官に"根回し"をしておくことが大切です。

"根回し"というと何かやましいことのように思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。要は、その候補者の入社へのモチベーションを一気にアップさせるようなアプローチができるように、助言(アドバイス)をするのです。

例えば、最終面接の場で入社の意思を固めさせるような、"口説き"のアプローチを面接官に依頼するわけです。

人事「他社でも内定が出ている候補者です。」
面接官「じゃあ、ウチに決めさせないとな。」
人事「年収○○○万円を希望しています。」
面接官「その金額でOKを出してもいいのか?」
人事「その場で『年収を約束します。』と伝えてください。そして、その場で内定を出してください」
面接官「そうか。わかった!」

といったような…。

このように、最終面接の場面で、強く響くアプローチが実現することによって、候補者の気持ちを入社へと大きく傾けることが可能になります。そして、"根回し"はそのための準備なのです。

求職者の視点「意思不徹底の良し悪し」

流通関連会社で様々なプロジェクトを立ち上げては成功に導いてきたMさんは、業界ではちょっとした有名人。新規事業発足のために彼をリーダーとして迎えようとしたA社と、Mさんとの間で面談の機会がもたれました。A社は5人の役員が面談の場に臨み、社長が口火を切ってA社の今後について熱っぽく語ります。すると、Mさんが口を挟む間もなく、他の役員達が次々と社長に食ってかかりました。「社長、だからそういう考え方じゃうまくいかないですよ」。Mさんとの面談だったはずの場は、A社経営陣の意思統一がなされていないことを露呈してしまいました。それでも結果的にMさんはA社を選択。彼が発した一言は、「経営陣が腹を割って話ができるというのは素晴らしいことなんですよ」。納得の選択です。

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