候補者のハートをつかむ-「転職キーワード」を聞き出す

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優秀な人材を確実に採用するために押さえておくべきポイントです。

一次選考通過~内定までの場面では、候補者に、いかに自社に対して興味を持たせるか、魅力を抱かせるか、というのが重要になってきます。そこで、優秀な人材を確実に採用するために押さえておくべきポイントをご紹介していきます。

候補者がどこに重点を置いて転職活動しているか

転職をする(考える)にあたってどのようなことを最も重要視しているかは、候補者によって様々です。しかし、採用する側からのアプローチとしては、大まかに分類すれば「キャリア」「給与(条件面)」「社風」の3つの柱に分けられるのではないでしょうか。

「キャリア(アップ)」…今回の転職で何を実現したい(満たしたい)のか?
「給与(条件面)」…絶対譲れない額なのか、他との兼ね合いで優先順位は変わるのか?
「社風」…どんな会社で働きたいのか?(雰囲気、将来性、規模…etc.)

その候補者が、どこに重点を置いて転職活動しているかを早い段階で見極めないと、効果的なアプローチができないまま、併願相手に先を越されてしまったり…といったことになりかねません。例えば…「この分野の仕事に携わりたい!」と熱望しているのに、いくら「前職の20%増の収入を保証します!」と言ったところで、その候補者にはなかなか響かないわけです。

ただ、そのキーワードを聞き出すのが容易でないことは事実です。つまり、キーワード自体がポジティブなものばかりだとは限らないからです。ネガティブな要因が絡んでいる場合、候補者はなかなかそれをストレートに表現しません。そんな場合、「前の会社は○○だったので、今回は○○したい」といった希望を持っているはずなので、その辺に絡めて聞き出すと比較的聞きやすいのではないでしょうか。

また、弊社のようなエージェントを利用するというのもひとつの方法。エージェントは中立の立場にあるので、候補者も話しやすく、本音が引き出しやすいので効率的です。
有力な候補者に対して効果的なアプローチをしていくためには、まず「転職キーワード」を明確にすることが近道なのです。

求職者の視点「ホンネをつかむ難しさ」

Aさんの前職での経験は、経営企画室室長。前職企業は、世界に名だたる大手メーカーでした。彼は、「自分がなぜ転職したいのか?」をうまく言葉にすることができません。「なんとなく、今の職場がイヤで…」と何を聞いても曖昧に答えるばかり。これでは希望企業を絞り込むことも難しく、転職活動は難航しました。
それから数ヵ月後、彼は自分で見つけた会社に、実にあっさりと転職を決めました。Aさんとは縁もゆかりもない地方にある、小さなメーカーでした。「多分、都会の生活に疲れていたんです」とは、転職後の本人の弁。ホンネをつかむ難しさを痛切に感じた出来事でした…。

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