限られた時間での面接を充実させるには-つかみが肝心

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短時間で候補者の緊張をほぐすテクニックについてのお話です。

面接の場において候補者は往々にして緊張しているもの

採用したい人を逃さないために-「会社の常識」はまず一度疑ってみる

面接を終えた後、「キャリア的にはいいと思うけど、はじめのうち緊張していたから、人物的なことがよくわからなかったな…。」といったことがよくあると思いますが、対する候補者も「もう少し上手く話せたら自分を上手くアピールできたのにな…」と感じていることが多いようです。限られた面接時間の中で、効果的な選考を行うには、最初に候補者の緊張をほぐす事を軽視できません。

面接前にお天気やニュースなど、軽く世間話をする会社は多いですが、今回はもうひと工夫している例をご紹介します。

緊張をほぐすことが、面接を充実させるきっかけに

ひとつは、候補者にとって興味のある話をする、というパターン。
面接前に、履歴書に記載してある趣味や特技を確認しておいて、「履歴書によりますと、○○さんのご趣味は○○なんですね…どれぐらい続けているのですか?」「何がきっかけではじめたのですか?」など、候補者が話しやすい話題を振ってあげることで、場を和ませることができます。面接官の方と共通項があると、お互い話がしやすくなりますし、ちょっとした事ですが候補者は、企業に対しての親近感も湧いてきます。

また会社によっては、自社独自の“つかみネタ”をもっているケースもあります。
あるコーヒーメーカーでは、最初にまず自社のコーヒーを出して、「このコーヒーの味はどう思いますか?」と飲んだ感想を聞いたりして少しリラックスした後、会社の話(説明)、そして求める人物像の話へと進行させる手法をとっています。このように、面接の場が和やかな雰囲気になって面接に入るので候補者の印象も非常に良いようです。さらにこの会社の場合、マーケティングという観点から、候補者にコーヒーの味やパッケージについて感想を聞くなど、候補者をお客様として見る視点も持ち合わせ情報収集をしているようです。

上記はやや特殊な事例ではありますが、独自の“つかみネタ”を持っていると非常に重宝しますよね。弊社をご利用のお客様の中で採用に熱心な企業では、こういった細かい点にも配慮して面接に取り組んでいるようです。

皆様も、ここにあげたポイントを参考にして、他社よりちょっとリードした「面接への入り方」を工夫してみてはいかがでしょうか。

求職者の視点「閑話休題の効能」

「面接下手」と言われる人たちがいます。それ相応の力を持ちながら、人見知りをしたり必要以上に緊張したりで、面接で力を発揮できないタイプの人たちです。
Aさんは、3社の面接に臨み、3戦全敗。優秀なエンジニアなのですが、典型的な「面接下手」でした。ところが4社目の面接では、朴訥としながらもうまくコミュニケーションを図り、見事内定を勝ち得ました。たまたま偶然、面接官と同郷で中学の先輩・後輩の間柄だったとのこと。昔話に花が咲いたようです。面接とはある種関係のない話でも、面接全体をスムースに運ぶこともありえるという典型的なケースでした。

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