同時期入社者をつくる重要性

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同時期入社のメンバーが集まりワイワイガヤガヤ。これが結構な不安解消になるのです。

同時期の入社者の配属1か月後研修

同時期入社者をつくる重要性

新卒と違って、同期というネットワーク(仲間)が少ない転職組。入社当初は本音で話せる場がなく、なんとなく寂しい思いをしたり、焦りを感じたりすることが多いといいます。そこで今回は、転職者から不安解消にもつながると好評な、ある企業の研修を取り上げてみたいと思います。

その研修は、入社後1か月を経過した段階で行なわれます。(この時期は、社内全体の様子・自分のミッションが具体的にわかり始めるタイミングです)
近い時期に転職してきたメンバー全員が集まり、入社から直近までを振り返るのです。まずは一人ひとり、自分が日々どんな仕事をしているのか紹介するところから始まり、『今どんな事に取り組んでいてどんな課題があるのか?』を意見交換していきます。同期ばかりで気がラクになるのか、話の最中には「実はまだ社内システムが上手く使えないんです」「○○部があるけど何をしている部署か知っていますか?」「○○については誰が詳しいの?」といったいろいろな質問が飛び出してくるといいます。

同時期だからこその共感や安心感

すると「よかった、知らないのは私だけじゃなかったんだ(笑)」「ねぇ、こんな疑問もあったんだけどみんなはどう?」というように、疑問の輪が広がっていきます。知っている社員がわからない社員に教えてあげる。そして誰も答えられない疑問があれば、そこで登場するのがコーチングを専門とするベテラン社員。社内システムの使い方のような質問であればパソコンを使いながら即答し、仕事の進め方・仕事への取り組み姿勢といった悩みには、答えを提供するのではなく、自ら答えが出せるよう導いていくのだといいます。

営業、経理、広報などなど、職種も配属先もバラバラな社員が集まるため、様々な角度からの疑問があがってくるのですが、かえってそれがいい。「分からないことを素直に共有できて解決できる」ことが、何より安心感につながるらしいのです。

その後の相談相手も見つかる貴重な場

上から物を教わる、座って講義を受けるという研修に慣れている人には、あえてざっくばらんな形式でやるからよけいに効果的だとか。仕事の実務的な面、そしてマインド面の情報共有もできるため、社員間の距離が近くなり、その後、壁にぶつかった時に相談できる相手が見つかるともいいます。

参加メンバーが少なければ“同期の会”などとし、最初から研修という堅苦しいネーミングを使わないことも、小さなことのようで大事なことかも。もちろん、さりげなく同席しているベテラン社員の存在がこの集まりの成功を左右するとも言えそうです。コーチ、オブザーバー、どちらにしても、ここで発言されたことなどは、一切評価にはつながらないということが、事前にキチンと約束されていなければなりません。

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