イメージ先行の新卒採用で苦戦。将来リーダーとなる若手を採用したい！

企業規模や知名度だけで転職先を決めず、共感できるビジョンのある会社との出会いを求めているのが第二新卒者。
うまく採用を行うことで、新卒と同世代の若いリーダー候補の採用が可能です。

第二新卒は熱い思いを実現できる場を求めている

若手の戦力化をしたいが採用に苦戦

明確な経営ビジョンを持ち事業計画を実行しており、業績も好調なT社。新卒を採用し、将来のリーダーとなる若手を戦力化したいと考えています。しかし、イメージ先行の学生たちの就職活動において、人気企業ランキングの上位にいるわけでもないT社を魅力的な存在に見せるのは難しく、人事も経営陣も頭を悩ませていました。

第二新卒に的を絞って募集開始

そんな中、第二新卒者が多く転職活動をしていると知ったT社。一度社会を経験し、本当にやりたいことを実現するために転職活動をしている第二新卒者なら、「当社ならではの魅力」を伝えることで事業や仕事の面白みを理解してもらえるのではと考え、本格的に採用活動を行うことを決意します。

T社は、「経営ビジョン」や「具体的な経営戦略」を整理し、分かりやすい言葉に置き換えて募集活動を開始しました。また面接の際には、事業説明・具体的な日々の業務内容・第二新卒にどんなことを期待しているのかなどを、事例を交えながらプレゼンテーションを行いました。

若いリーダー候補の採用に成功

その結果、仕事に対する意欲が非常に高い複数名の採用ができ、新卒で埋めることができなかった組織の補強をすることができました。しかも、採用したのはいずれも「経営に携わる仕事がしたい」という人物のため、戦力化するのも早く、T社の予想を上回る採用効果を生み出したのでした。

企業規模や知名度ではなく、共感できる会社を求めているのが第二新卒

第ニ新卒者は、一度就職しているため、仕事や組織がどんなものかをわずかな年月ですが体験し、理解しています。T社はできるだけ多くの社員との面接や面談をセッティングし、仕事の面白さと大変さの両面を具体的に理解してもらうことに注力しました。

新卒採用は計画どおりに進まなかったT社ですが、明確な会社のビジョンに共感する第二新卒者と出会えたことで、新卒と同世代の若いリーダー候補を採用できました。その後T社ではこの第二新卒採用は定例化し、事業拡大に合わせ社員数は拡大しています。今いる社員、そしてこれから入社してくる社員が、T社を大企業に、しかも世の中の注目を集める企業へと成長させていくのかもしれません。

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• 若手人材の採用にあたって押さえるべきポイント転職希望者の知りたい情報を隠すことなく真摯に伝えて、互いに共感できる相手を見つけることです。転職希望者が貴社と合うかどうかを判断できるだけの材料を提供する