第二新卒とは、新卒入社から3年以内に改めて自分に適した職場を探している若年層です。若く、社会人として未成熟な部分も多いため、在籍企業から強い引き止めをされると、転職の意志があるにもかかわらず、上手に適切な言葉で退職の意を伝えられないことも多いといいます。
『内定をいただいたので上司に退職の旨を伝えたところ、強い引き止めに合い、退職交渉が難航しています…』これは時々ある話で、特に、新卒入社ではじめてお世話になった先輩や上司に「もう少し一緒にがんばってみようよ」などと声をかけられれば、一度決心した気持が揺らぐのも人として当然とは、誰でも思うところでしょう。
しかし、転職を決意したからには、そこには立派な理由や目的があります。一瞬の気の迷いや情に流されると、結局は時がたてば、それが後悔の素になってしまうことも少なくありません。しかも、内定後の辞退となれば、その人物を迎えるはずだった企業側の計画にも様々な影響が生じます。
そのような第二新卒者本人と企業側の両者にとってダメージとなってしまう“内定後の辞退”を避けるためには、社会人として初めての転職を経験する第二新卒者を、上手にサポートしてあげられる人事担当者の存在が大切になってきます。
ある企業の人事担当は、「困ったことがあったら連絡して」と、自分の携帯電話の番号を内定者に伝えているといいます。いつでもコンタクトできるとなるとそれだけで心強いということもありますし、具体的にお世話になった会社に迷惑のかけないように退職の段取りについて相談に乗り、結果、約束の出社日に元気に現れるのだそうです。
ある企業は、“たつ鳥あとを濁さず”の姿勢を貫くよう内定者に徹底します。主に即戦力のキャリア採用で多いのが、たとえばプロジェクトが長引いて予定の日に入社できないなどというハプニングです。こうした場合、1か月くらいならば入社日をずらして待つ柔軟性を大切にするとよいです。
転職者を迎えるということは、自社から他社に転職していく社員もいるということです。「在籍企業に失礼のないよう転職するというのも社会人としてのルール」と、その会社の人事は考えているのです。
ルールに沿った交渉を冷静に行えば、退職交渉はスムーズに運ぶはずです。ただ、転職の経験がないためにどのような対応が適切なのか悩んでしまうことが多いのが第二新卒者。適切なアドバイスがあれば、事態を自分自身で処理できます。転職先で今まで以上にがんばりたいと決心した内定者にとって、採用したいとラブコールを送ってくれる人事担当者の存在はとても大きいのです。
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