採用確度を上げて、入社したいと思ってもらうためにできることとは

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採用活動は営業活動。いかに「入りたい会社」に演出するか、人事の腕の見せどころです。

訪問した瞬間からすべてが、その会社の「印象」となる

採用確度を上げて、入社したいと思ってもらうためにできることとは

リクルートエージェントでは、企業が必要としている人材をご紹介できるよう、また転職活動中の方に詳しい企業情報を提供できるよう、企業にお邪魔して様々な角度から取材・打ち合わせさせていただく機会を設けています。

「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、社内に一歩踏み入れた時から、個々の印象が形成されていきます。受付ロビーの美しさであったり、取り次ぎをしてくれる社員の雰囲気であったり、廊下やエレベーターですれ違う社員の対応であったり…。
本題に入る前から、会社パンフレットでは想像できなかった「惹きつけられるもの」、逆に「ガッカリしてしまうこと」を感じることも少なくありません。面接で企業訪問する転職希望者と同じです。

行きたい会社と思わせられるような演出力

先日、印象的な企業訪問があったので、その時のお話を少し。
A社は、ある専門分野の機能部品製造で、国内はもとより世界をもリードする会社。管理部門の採用を強化したいということで、詳しいお話を伺いにリクルートエージェントのスタッフ数名で本社にお邪魔しました。

「お待ちしていました」。約束の時間にわざわざ1Fの入口で待っていてくれたのは、人事担当のYさん(年齢は20代後半)。挨拶のあと通された会議室のテーブルには、すでに人数分の資料が真直ぐに置かれ、プレゼンに使うのであろうプロジェクターもセッティングが済んでいました。

もうこの段階で、リクルートエージェントのスタッフは全員Yさんの演出力を感じていました。今回の採用がいかに真剣であるかを、言葉なしで上手に伝えているからです。さらには本題に入る前の段階で“A社が安心して人を推薦できる会社であること”人材を育てる力のある会社であること”をアピールしてみせたともいえます。

そしてYさんは「アジアに積極進出している理由」「グローバル展開に注力している理由」などなど、募集背景ともつながる話しをはじめました。よく「私は人事担当なので事業については○○から説明します」としてしまいがちですが、Yさんは会社の現状とビジョンを、まるで自分が中心になってビジネスを動かしているよう具体的に、そして熱く語るのでした。

Yさんの演出力、プレゼン力、人を惹きつける力は、まるでトップ営業のようでした。
さて、折角の機会ということもあり、最後にYさんに人事の仕事のコツをインタビューしてみました。すると、「自分が行きたい会社と思えなければ人も来てくれない」というYさんは、常に社内にネットワークを広げ、フットワークよく現場から話を聞き、自分が広報・IR担当なのだと意識することで、人事としてベストと思える仕事をしている、と教えてくれました。

社内の環境も求職者に見てもらえるような配慮

そういえば、会議室に入る際に案内された経路には、社員が働くオフィスを通る“道”も組み込まれていました。これも社内の雰囲気を理解してもらうための演出だったのでしょう。実はYさんは、面接の時もよくこの手を使うのだとか。特に社内で働く時間が圧倒的に長い事務系職種の採用の場合、社員の雰囲気やオフィス環境はとても大事。できるだけダイレクトに社内の様子を見てもらえるよう、そうした配慮をしているといいます。

本当の企業PRとは、「こういう人に来て欲しい」というのではなく「こういう会社です」と言えることなんだ…。この訪問を通して改めて再確認しました。採用担当者の演出・プレゼン力によって採用効率が大幅にアップする。それは本当の話です。

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