企業と人材の初めての接点となる求人情報。より多くの求職者の目に止まり、より多くの応募を引き出す為には、書き方、見せ方の工夫や配慮が必要なようです。
今回は「キラリと光る求人情報」をテーマに、求職者の目線を意識した書き方について考えてみたいと思います。求人増加の中でも埋もれない!そんな魅力的な求人情報作成の参考になればと考えています。
“会社概要”と“求人内容”の2本立てで作られることが多い求人情報。必ず記載するのが設立年月日や資本金などの“会社データ”です。このベーシックな企業情報。求職者によっては、会社の安定性や堅実性、将来性を想像する情報源としているようです。
例えば設立日。「創業から30年以上の歴史がある会社は、基盤産業となっている可能性が高く、一定の顧客に安定的に支持されている会社だと考える」といいます。これだけでもある程度の堅実性・安定性が推測出来るわけですが、さらに売上推移や利益率推移を併せて見る事が出来れば、「人生を託す会社を選ぶ」際に非常に有意義な情報とのこと。
売上高、利益率、従業員数などを秘密事項として求人情報においては公開しない企業もあるようですが、特に数字に強い金融系の人材などは、これらの情報から会社の事業ストーリーを組み立てるケースが多いため、出来るだけ記載し、求職者に安心を提供する事も大切なようです。
もちろん、より慎重な求職者はこれだけでは満足せず、中には決算報告書などのIR情報を入手する人物も。「転職は自己投資」ある転職経験者はそう捉え、足りない情報は自ら取りに行くと語っていました。求人の際にはこうした求職者を意識して、自社ホームページの情報公開を充実させておく事も効果的です。
では、設立後間もない会社、歴史の浅い会社の場合、安定性や将来性をどのような情報から判断するのでしょうか?
その代表格が“株主構成”や“取引先企業”だと言います。
「特に銀行や銀行系列のベンチャーキャピタルは手堅い投資をするため、それらが株主として名を連ねていれば新興企業でも将来性に対して安心感が生まれる」といった具合。
取引先に関しても「サービスや製品に定評がある大手有名企業等が取引先であれば、求人企業自体の事業や製品、技術の確かさなどを読み取る事が出来る」としてチェックするとのこと。
このように、株主や取引先からも自社の魅力を伝える事が可能です。求職者によっては、それらの情報と事業内容等から設立の背景や成長ヒストリーまでを“想像”していくと言いますから、ぜひ、会社の土台を形成している情報は求人情報への掲載をお薦めしたいと思います。
会社概要は何気なく習慣的に記載する事が多いと思いますが、“それによって何が伝わるか”を踏まえて記載するとなると、ペンを握る手、パソコンを打つ手にも力が入りますね。
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