求人増加の中でも埋もれない「キラリと光る求人情報」をテーマに、求職者の目線を意識した書き方について考えていきます。今回は、開発系エンジニアのこだわりを元に、どのような求人情報が採用効果アップに繋がるかを考えてみたいと思います。
弊社の採用支援サービスに転職相談にみえる求職者は、経験業界や経験職種によってある程度の傾向があります。中でも顕著なのがエレクトロニクス、メカニカル系のモノ作りに携わるエンジニア。転職に際する希望は、異口同音と言えるほど似通っています。
開発系エンジニアが最も注目しているのは「担当出来る製品」と「その開発に必要な技術」。求人票にこれだけ書かれていれば応募するのではないかと思える程で、ここの希望が合致すれば他に多くは望まないという人物が圧倒的多数を占めます。
中でも人気なのが“民生品の自社製品がある会社”。もちろん日本を代表するようなブランド企業は安定的に人気がありますが、特定のマニアに支持されている技術追求型の企業もひけをとりません。とにかく求人票には「何を作るエンジニアの募集」で「どんな技術を用いるのか」、そこを出来るだけ分かりやすく表記する事が第一優先事項と言えそうです。
では、民生品でない場合はどうするのか?
エンジニアが望むものには「ここでしかできない技術」があります。モノ作り企業には、他社と比較して飛び抜けた“何か”が必ずあるはず。企業自身が最も自慢とする部分を抜き出し、そこを強くアピールして頂きたいと思います。「この部品でシェアNo.1」「世の中に出ている○○製品の80%に利用されている」「カリスマエンジニアが在籍している」…。社内のエンジニアに「なぜウチを選んだのか?」そう聞いてアピール材料を見つけるのも良いかもしれません。
さて、製品と技術がマッチングした上でエンジニアがさらに「これが分かると嬉しい」という情報があります。
一つは“開発予算”。研究開発費が潤沢な環境であれば、エンジニアは思いきり技術の追求に打ち込め、自分自身のスキルアップにも繋がると考えます。できれば「売上高や利益率の何%を開発予算にあてている」等の情報を記載する事をお薦めします。
また“製品の開発期間”もそう。半年の開発プロジェクトと4年のプロジェクトに携わるのとではエンジニアの志向性が全く異なるのではないでしょうか。求人票には「大体の開発スケジュール、開発サイクル」等を明記する事によって、マッチするエンジニアの応募喚起が図れると考えます。
求人案件が増えエンジニア採用の競合が増える中では、エンジニアが求める情報をより詳しく提供する必要があります。さっそく求人情報の見直しをしてみませんか?
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