新卒採用を控えていた企業の場合、圧倒的に20代の若手が不足し、ピラミッド型の組織形成ができなくなります。さらに今後、団塊世代が抜けていくと、その層を補える人材も育っていないことが多いです。そのような課題を抱えている企業は、社内の人口ピラミッドを補正しておかないと事業の発展に影響が出る可能性があります。
また、学力低下などが問題になっていますが、新卒採用の対象である大学生のレベルが企業の欲しい基準に達していないことも影響しているようです。そのため、無理に新卒の採用枠を埋めるよりも、年齢の近い第二新卒層のマーケットに目を向けることで、採用のクオリティを保とうとする動きもみられるようです。
第二新卒は、「即戦力採用よりも案外いいね」とおっしゃる企業も増えています。「入社後の成長可能性」や「企業の文化、風土にマッチしやすい」といった利点があるためです。同業種・同職種の経験者を採用すると、前職での仕事スタイルをそのまま引きずり、売ることだけに必死で、顧客やチームワークをかえりみないことがあります。「うちはそんなふうに仕事をする会社とは違うんだよなあ」ということになるのなら、柔軟に風土に馴染むことができ、将来も活躍していける第二新卒の方がよいこともあり、積極的な採用が増えています。
最も重視されるのは「吸収力・素直さ」です。これがある人は、どんなに身についている能力や経験が薄くても、面接でしっかり内定を出される企業が多いです。そのほかに、「能力・経験」「理解力」「実績」「目的意識とその実現力」などもよく挙げられます。
「吸収力・素直さ」を面接で判断するには、会話をしている時の表情や言葉遣いを見ることがとても重要です。例えば、こちらの言葉に「いや」「しかし」とすぐ返してくるのではなく、「そうですか。でもこの点はどうなのでしょう?」と言える人は、相手の言葉をよく理解してから話していることが分かります。育った環境や友達、先輩、在籍した会社の上司などの影響が大きいと思われますが、素直さや吸収力はそのようなちょっとしたことも判断材料になります。
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