「就職した会社では入社後の研修もそこそこに部門に配属。自分の仕事がこれで正しいのか、いつも不安を感じている」…。こんな悩みを抱える若手技術者が意外に多いのをご存知でしょうか?
「信頼され仕事を任されているのだからやりがいがあるじゃないか」。もし、そう思われるとしたならば、社内のどこかに、大きな溝があるかもしれません。
忙しい開発業務を行う技術企業。社員の早期戦力化を願うがため、OJTとしながら、つい社会人になりたての若手技術者に過大な期待をしてしまうことも少なくありません。特に控えめでおとなしいコツコツ型の技術者は、そのことでひとり悩みを抱え込み、「この会社ではやっていけないかも」と転職活動を始めるケースも…。
20代の技術者不足を反映し、増加している『技術系第二新卒』の求人案件。ポテンシャルの高い人材の採用に成功している企業は、入社後の仕事環境についての情報を、求人票や面接場面で上手に説明しています。
たとえば、ある中堅化学材料メーカーは、「半年から1年は教育担当の先輩をつけ、OJTでビシビシ鍛えます(笑)」と面接時に話し、都合が合えばそのベテランエンジニアに会わせたり工場見学をさせる工夫をしています。
また、「ウチは2年間は勉強と考えているので、その期間には品質管理業務なども経験します。けれど、5年目にはみんな何らかの開発リーダーを経験しているし、そうなれる環境にこだわっています」。…こうした技術者のキャリアプランを語れる会社も、転職を考えている若手技術者から人気。採用を成功させています。
技術系の第二新卒が転職を考える理由に、「自分が何ができるのか分からない」「もっと向いている仕事があるのでは?」「尊敬できる先輩がいない」「会社に習うべき技術がない」「製品の一部過ぎて何の設計をしているのか分からない」などという声があります。しかし、実は先輩がほんの少し手を差し伸べたら、状況が一変することもあるのではないでしょうか。
「製品の一部過ぎて何の設計をしているのか分からない」。ならば、納入先との打ち合わせに同行させ、最良の完成品にするためにどんな設計が求められているか“寄せられている期待”を肌で感じてもらうという方法もあります。自分の仕事の重要性に気づいた時、期待以上の仕事で応えたいというのが技術者なのですから。
さて、当たり前の話ですが、入社後活躍してもらうためには、まず適合する知識・技術ベースを持った人材に入社してもらうことが大切。会社紹介の中に、どうぞエンジニアのキャリアプランという項目を加えてください。体裁を意識した堅苦しいものを改めて作る、のではなく、御社が自慢したい先輩技術者の成長の道筋を伝える、という方法もあると考えています。
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