リクルートエージェントでは、転職を実現したビジネスパーソン3165人を対象に『第三回転職者世論調査』を行いました。転職活動において個人が「意識したこと」や「行動の決め手となったこと」は、企業側が採用活動を展開する上で知っておきたい重要情報。今後4回にわたって、アンケート結果から見えてくる採用ノウハウをご紹介します。
「なぜ転職するのか」「転職する時に個人が最も優先することは何か」。これは求人活動を行う企業が、特に興味を持たれる項目だと思います。個人が最も大切にしている転職理由がクリアできる条件が整えば、企業は売り手市場の中でもスムースな人材採用が可能だからです。
さて、肝心なアンケートの答えは…
※実施期間/2005年8月25日~31日。対象/リクルートエージェントの登録者で、何らかの手段で転職を実現した3165名(回答者は1324名。回答率41.8%)。調査方式/Webによるアンケート
「キャリアを伸ばすため」という答えが、合計で43.6%となり、半数近くの転職者がキャリアのために転職を実現していることが分かりました。しかし、ここで難しいのが「キャリア」の考え方。実はキャリアに対する考え方は個人によって違いがあるため、転職者と企業が描いているキャリアがイコールのものか、採用の際には確認が必要になってくるのです。
自己の成功観............地位、名誉、年収アップ
自己実現.....................顧客に価値を提供する 社会貢献を体感する etc...
専門的スキルをつける............他社でも通用する経験、知識、技術力
ある人は「早く役職につける環境」が、ある人は「社会に役立つ仕事に就く事」が、ある人は「今より豊富な経験・知識を身につける」ことがキャリアアップと考えているかもしれず、企業の考えと合致しない場合はミスマッチの原因となってしまいます。
採用活動時、特に面接などの場を利用して"本人が考えるキャリア"を確認することが大切です。
トップ回答だった「新しいキャリアを見つけ、キャリアアップすること」は、20代中盤までの男女がいずれも42%を超える過半数に近い数で転職の優先事項になりました。その後、年齢と共に減少し20%台まで下がるのですが、なんと36~40歳の女性の42.9%が再びキャリア優先型の転職を目指すことがわかりました。
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