転職成功者アンケートから採用ノウハウを探る その2

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入社したのは「転職活動の途中で第一希望になった」会社

リクルートエージェントでは、転職を実現したビジネスパーソン3165人を対象に『第三回転職者世論調査』を行いました。転職活動において個人が「意識したこと」や「行動の決め手となったこと」は、企業側が採用活動を展開する上で知っておきたい重要情報。今回は、アンケート結果から見えてくる採用ノウハウをご紹介するシリーズ第2回目です。


「リベンジ転職」という言葉をご存知でしょうか? 新卒時に入社が叶わなかった会社に再チャレンジするもので、若手キャリア採用の『勢い』が復活しているここ数年、多くの第二新卒者が、学生時代から夢や憧れを持っていた会社にリベンジ転職を果たしています。

しかし、「あの会社に入りたい」と入社先を絞ったリベンジ転職よりも圧倒的に多いのは、「自分に向いている仕事は何だろう?」「どんな会社が自分を評価してくれるのだろう?」と転職先を模索しながら活動を進めるパターン。在籍している会社以外のことは殆ど分からないという現状の中では、複数の求人情報の中からベストマッチする会社を選ぶ方が一般的です。

転職者アンケートによると、1社にだけ応募して転職を決めた人は5.9%と最も少なく、最も多かったのは6~10社の複数企業に応募した層でした。

転職成功者の平均応募社数.........9.7社

何社応募されましたか?

何社応募されましたか?

※実施期間/2005年8月25日~31日。対象/リクルートエージェントの登録者で、何らかの手段で転職を実現した3165名(回答者は1324名。回答率41.8%)。調査方式/Webによるアンケート

さて、応募企業を選ぶ立場でもあり、企業から選ばれる立場でもある転職希望者。受験と同様、第一希望の会社、そこがダメなら次ぎに目指す第二希望の会社というように優先順位をつけて内定の結果を待つわけですが、転職者アンケートからは実に興味深い回答が寄せられました。

「転職活動中のなんらかの要因によって、途中から第一希望の会社が変わった。」
53.8%の過半数を超える人が、転職活動中に"いちばん入社したい会社"が変わっており、このパーセンテージはすべての年齢・性別に共通した数字でした。そのきっかけが次のグラフです。

途中から第一希望になったきっかけ

途中から第一希望になったきっかけ

つまり、人の好印象が第一希望を変える最も大きな要因になるということです。「商品やサービスの説明を受けてから」というのは8.4%と意外に少なく、転職の際には、一緒に働く社員の人柄や会社の風土をいかに重視するかが分かりました。

別の設問では、「できれば定年まで勤めたい」と回答した人が33.8%と最も多いことから考えると、良好な人間関係が築ける会社が理想で、そういう会社に出会った時に"入社したい第一希望"に変っていくという事なのでしょう。

面接で好印象を受け入社を決めたという転職者からは、こんな声が寄せられています。今後の採用活動の参考になれば幸いなのですが。

◎みなさんの対応が迅速、丁寧、親切。自分の長所を伸ばし、短所を的確に指摘してくれた(20代男性)。
◎面接官に「あなたは優秀な人材だ」と言われた(30代男性)。
◎面接官に「あなたならウチの会社に来たら楽しいと思いますよ」と言われた(40代男性)。
◎「今までのキャリアが活かせる職場ですよ」と言ってもらえた(20代女性)。

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