キャリア入社者が新卒者と大きく異なる点は、社会経験があり在籍していた会社の文化やルールに馴染んでいる事です。「会社とはこういうもの」という既成概念をある程度持っているため、これまでと異なる新天地の風土や仕事の進め方に馴染み本来の実力を発揮するまでには、どんな人物でも一定の時間を要すると考えます。
そこで考えておきたいのが、早期戦力化をサポートするための配慮です。ここでいうサポートとは業界・業務研修などの実務的なものよりも、主にはマインドに対するものです。例えば上司との関係、関連部署の社員との関係、その他業務上での何らかの問題…。入社間もない遠慮しがちな時期だからこそ、入社者が個々の悩みで孤独感を膨らませないようなサポートが重要と考えます。
まず出来る事は、人事による面談です。もちろん査定に繋がるような堅苦しいものではなく「日々の業務において感じている事や困っている事があったら話してほしい」といった気軽な場を、入社1カ月~3カ月までに設けてみてはいかがでしょうか。直属の上司には言いにくい事も、部署が異なり客観的な視点を持ち、また採用に関わってくれた人事には言いやすいという面も。
またこの面談でヒアリングした内容が職場改善に必要と考えた場合は、単に入社者にアドバイスを行うだけでなく、配属部門の長と内容を共有し環境改善に取り組むのも一つの策と考えます。もちろんその際にも、相談者である入社者への配慮は必須です。
※複数名採用を行う企業では、無記名による入社後アンケートを行い、その内容を検討して職場改善や業務改善を行う場合もあるようです。いずれにしても面談時に必ず同じ内容をヒアリングする事で情報が蓄積され、人材の受け入れ体制の見直しに効果が期待出来ます。
入社1カ月~3カ月の時期に活用できる面談シートの項目
■日々の業務について
■人間関係について
■知識・技術面について
■その他、今回の転職や職場、仕事に関する感想について
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