現在、あなたのブラウザのJavaScriptが無効になっています。
ページを正しく動作させるために、JavaScriptを有効にしてください。

出社日に備えた準備

早く仕事で活躍してもらうべく、まずは歓迎ムードで仕事をしやすい環境作りをする事が大切です。

配属先社員等と共有する「初出社日の準備チェックリスト」

いよいよ新天地で新たなスタート。しかし初出社当日「自分の席が用意されてなかった」「ランチタイムに誰からも声が掛からず、不安になった」など、転職した事を一瞬後悔するような場面に遭遇する転職経験者も少なくないと言います。

転職者を迎えたからには、早く仲間に溶け込んでもらい、仕事に打ち込み本来の力を発揮して欲しいところ。そのためには前述したような躓きはあってはならないことです。やはり採用のプロである人事が先頭に立って社員の協力を仰ぎ、歓迎ムードを作って仕事をしやすい環境を提供する事が大切です。

以下のテンプレートは、転職者を迎えるにあたってケアレスミスを無くす準備の他、転職者に会社の一員としての自覚を持ってもらうために必要な説明会・講座などをリストにしたものです。人事のみで出来るものではなく、各専門部門や配属先の協力が必要となりますので、社内で共有しぜひご利用ください。

●初出社日の準備チェックリスト

■入社前の準備

・初出社日の「出社先」に関する情報を伝えているか
・当日持参が必要な書類等について詳細の説明や送付が済んでいるか
・事務用品などの準備（デスクやパソコン、名刺、事務用品などは揃っているか
・社内人事発令と配属部署への連絡

■初出社日に行うこと
職場にて

・朝礼などでの入社紹介
・デスクの案内や必要施設の案内
・社内の案内
・幹部社員への紹介

人事よりオリエンテーション

・入社手続きの説明
・組織説明（会社の現状やビジョン、事業部門や社員構成など）
・就業規則説明
・研修説明
・執務上の心得説明

配属部門にて

・部門の業務内容や方針、トピックスなど
・業界説明
・本人が携わる業務とその役目について
・翌日からの出社ルールなどの説明
・関係者への紹介

■その他
「歓迎ムード」を高め、職場に馴染み、早期戦力化を実現するための工夫

・配属課やチームなど、最も身近な少数単位でのミーティングなどを実施し、分からない事を聞ける環境を作る
・初出社日は社内はもちろん、社外の土地勘もないため、ランチタイムには必ず声をかけ、一人で困っている状況にしない
・歓迎会は「ランチタイム」でも「仕事終了後」でもよいが、開催日を早めに本人に伝え、「みんな楽しみにしているよ」というムードを伝える事が大切

関連する記事

現場の日々のマネジメントに対して、人事がフォローできることは？大きなトラブルは上司に相談できます。問題は、相談するのさえ気が引ける個別の悩みです。異動で仕事内容が一変し、焦りとプレッシャーの日々
こうして応募者を逃がさなかった　-離職率とその理由-「ただ離職率が高いのではなく、人材輩出企業だと知ったんです」人の出入りが激しい会社は仕事がキツイ？あるいはノウハウの蓄積がうまくできないから業務の進め方などの進歩も遅い？こんなイメージを持つ人は少なくないかもしれません。しかしこんなこともあります。独立・起業する人を世の中にたくさん輩出しているAという会社は、新卒にもキャリア組にも“入りたい上位企業”になっている。離職率を考えた時、大切なのは数字ではなく理由だということがわかります。魅力的な会社は、一生いられる会社というより自分のために何かを吸収できる会社だと。Sさんは「自分のために働いてください。それが我が社のためにもなりますから」というスタンスの企業に出会い転職を決めた人物。こんな転職ストーリーがありました。御社は1年間に何人採用し、何人退職していきますか？
こうして応募者を逃がさなかった　-キャリアパス-「5年後、10年後のキャリアパスを語れる・ビジョンが持てる会社だから惹かれました」スペシャリスト志向の人にとってのジョブローテーションや社内公募制は、専門性を磨くこととは関係のない邪魔なものかもしれません。しかし、歳を重ねるのと同時に体力的に辛くなり、ずっとこの仕事をしているのでは先が見えないと不安になる仕事も、世の中には数多く存在します。野球選手？サッカー選手？いやいやYさんは大手OA機器販売会社の社員。転職の理由は5年後、10年後の仕事が想像できる環境に身をおくことでした。歳を重ねてもこの仕事を続けていけるか？という不安からの転職活動
こうして応募者を逃がさなかった　-面接スタイル-「“話が早い”トップに惹かれ、転職を決意しました」「仕事は仕事、オフはオフと線引きする生き方をしています」と、堂々と口にすることができるようになってきた日本。社内環境も“ドライだと働きづらい”ではなく“ドライだから働きやすい”という考え方も増え、定着してきているようです。そしてそうした会社の環境・風土は、人を媒体として外部の人間にも伝わってきます。たとえば面接場面。金融業界で働くHさんは、会社の面接に対する考え方、やり方の違いを、転職先選びの判断材料にしたひとりでした。老舗とベンチャー、まったく異なる風土の面接から感じたもの
内定辞退を減らす工夫　-分煙化の盲点-オフィス環境や社員の立ちふるまいなどからも、求職者に「働きたい場所」と思ってもらえる配慮をしていきましょう！「アイルランドのパブでタバコが吸えなくなった」「もしタバコを吸う客を制止できなかったら、そのパブは営業停止！」禁煙化の波が広がる中で、ここまできたか！と最近驚いたニュースの一つですが、みなさんはいかがお考えでしょうか？オフィスでも進む分煙化。IDカードを首から下げた会社員が、外で灰皿を囲むシーンも見慣れた風景となりました。社内にタバコOKのレストルームが設置されていればまだ愛煙家も救われるところですが、完全禁煙という思いきった措置をとるオフィスも、今後は増えていくのかもしれません。役員秘書の採用事例
内定者を確実に入社に導く　-配属部署-組織は刻々と変化するもの。変化には柔軟に対応していく必要があります。職務内容の変更、組織変更などがあれば、入社前に必ず伝える