こうして応募者を逃がさなかった -給与の話-

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「給与の話を遠慮なくできる時間を作ってくれたんです」

転職活動時のタブーと言われることに、“給与や収入に関する質問”があります。しかし、仕事は生活の基盤となる収入を得る役割もあります。やりがいと同様、いや、時にはそれ以上に収入にこだわらないといけない場合だってあるのです。しかし応募者の立場は弱い。企業側に嫌われたくなくて、したい給料の話ができないまま転職活動を進めてしまうことも…。

しかしここに登場するMさんは、応募者の本音を理解している人事担当者と会えたことで気持よく、そして幸運な転職を実現させたのでした。

人事が先に給料の話を切り出してくれました

働き方支援について考える

転職のノウハウ本などによると、面接で給料に関する交渉をするのはタブーとされていますね。仕事は収入を得るためにするものでもあるのに、ちょっとヘンな話しですよね。でも、私もやっぱり企業に嫌われたくないし内定が欲しいので(笑)、聞きたくても面接で給料の質問をするのはやめようと決めて臨んでいました。

しかし、先日面接に行ったR社は、その心配を覆す大変嬉しい対応をしてくださいました。一次面接終了直後に、人事の方と二人だけでお話をする時間を設けてくれ、その人事の方から給料についてのお話を始めてくれたのです。

実は、最初に提示された給与額は、今より数十万単位で下がるので正直ガッカリしました。しかし大切だったのは、その後に展開された話でした。『入社年の年収は下がるかもしれないけれど、今年から導入した新人事制度の関係で、来年の年収は○○万円アップしますよ。さらに社員の平均で見てみても、2年後は職級がこうなるから約○○万円、3年後は……』というように、実際の制度と目安になる年収額を教えてくれたのです。

転職の意志はその時固まったように思います

給与額がいい悪いということももちろん大切ですが、私が何を心配しているか、何を聞きたがっているか理解してくれる人事担当者がいるということに正直ホッとしました。人を大切にする会社なんだとしみじみと思ったのです。実際R社に入りたいという決意が固まったのは、その時だったように思います。給料の話は内定後に交渉が行なわれる場合も多いようですが、転職を決意するために欲しい情報でもあるので、本来ならばそのタイミングでは少し遅いですよね。R社のような対応をしてくださる会社がもっと増えるといいと思いませんか?

たとえば、残業手当が全額出る、住宅手当がある、出張手当が厚い、家族手当のバックアップがしっかりしている、お金はでなくても寮・社宅に破格で住める、転職の支度金が出る、単身赴任者に月1回分の新幹線代が出る…。こんなことがあれば、事前に企業側から聞けるといいですよね。給料が下がっても、手当を入れれば変わらない、あるいはトータル的に考えていくと給与アップと同じこと、なんてことがわかれば、転職を迷うという懸念事項が一つは確実に減るということですから。

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