候補者にとって「面接」というものは、やはり多少の緊張を伴う場合が多いようですが、こと「最終面接」となると、特に緊張しやすい性格の候補者にとっては、その度合いも格段に上がります。
しかし、それで候補者本来の姿が見えなくなってしまうことは、採用する側も候補者も、双方にとってマイナスでしかありません。
そこで、候補者とは一次面接などで面識のある人事担当者が、事前にコンタクトをとって少し話を聞いてあげたり、最終面接に立ち会ったり、といったことを行うのはどうでしょうか。
例えば、最終選考が社長面接でその社長が“釣り”好きな場合、面接前に「ウチの社長は釣りが好きだから、面接でそんな話が出るかもしれませんよ。」と、さりげなく教えてあげたり。あるいは、最終面接で社長が必ず聞く質問の内容を、そっと耳打ちしてあげたり…。
そうすることによって候補者の緊張もほぐれて、採用する側に対して普段通りの姿を表現することが容易になります。
このように、面識のある人物と会うことによって、候補者はリラックスして面接に臨むことができます。採用する側のちょっとした配慮が、候補者本来の姿を引き出し、ひいては優秀な人材の採用に結びつくわけです。
A社の最終社長面接の開始を受付で待っていたHさんは、出迎えた人事担当者に質問をしました。「受付の後ろにある絵は、社長のご趣味ですか?」。少々いぶかしみつつも「そうだ」と答える人事を横目に、Hさんは内心ひそかにほくそ笑みました。Hさんは気難しいことで知られるA社社長とリラックスして会話するきっかけを探していたのです。その絵はHさんも大好きな画家の絵で、充分に「うんちく」を披露できるレベルの知識を持っていました。そして社長面接。イヤミにならない程度にうんちくを交えて絵のセンスを褒め称えたHさんは、すっかりリラックスした雰囲気の中、無事内定を取り付けたのでした。
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