選考ステップは2~3回にわたるケースが一般的ですが、「面接日時の設定」に苦労された経験をお持ちの方は多いのでは?何度もスケジュール設定をしなおす内に、候補者から辞退されるということも…。面接官と候補者のスケジュール調整はなかなか上手くいかないものですが、ちょっと段取りを工夫することで、選考自体をスムーズに運ばせることが可能になるのです。
例えば、募集を開始する際に、あらかじめ1次面接選考日を設定し、告知します。こうすることで、現場調整の必要がなくなるので、結果、選考スピードをアップできます。ちなみに人材バンクを利用する場合は、選考予定日を併せて発注することで、候補者紹介の際、既に面接日程調整済みの状態にすることができます。
他には、朝少し早めや夜少し遅めの時間帯での面接もOKにする、というのもひとつ。仕事を続けながら転職活動をする場合、営業職を除いては、日中に外出するのは結構難しいもの。特に技術者などは難しいでしょう。そこで、少し面接可能な時間帯を広げることによって、日時設定の制約も少なくなって、選考自体のスピードアップにつながります。
それから、これは極端な例ですが、ある企業でのお話を。1次面接でかなりの好感触を得た候補者について、その後すぐに、なんと3次面接まで面接官のスケジュールを確保してしまったのです。2次を通過する確証があった訳ではなく、かなり思いきった判断だと思いますが、この場合、その候補者がかなり高レベルであったことと、すでに他社から内定が出ていたこともあり、スピードUPが不可欠だったのです。
選考の際、重要になってくるのは現場サイドの協力。とかく現場は業務優先になってしまいがちなので、会社全体で"採用"の優先順位を上げなければ、このような段取りは不可能です。
しかし現実には、なかなか現場の協力を得られないことが多いですよね。そこでまずは、人事がコントロールできる範囲で、ご紹介したような段取りの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
「応募した会社の選考結果を待つ時間は、ラブレターの返事を待つ時間に似ている」
こんな「例え」があるように、採用企業には「One of Them」の応募者でも、応募者にとっての企業は「恋人」のような存在なのです。待つ応募者のマインドと同様に大切なのは、応募者の併願状況。求人ニーズの高い応募者は、どこでも引っ張りだこで、複数の採用企業から声がかかります。そうなると、「できるだけ早く声をかけること」が重要になります。社内規定もあるでしょうが、これは、という「モテモテ」の応募者の時間にあわせて、選考プロセスを意識的に短くしてみればいかがでしょうか?
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