インターネットによるBtoB、BtoC展開、そして人事・経理などの基幹システム、顧客管理・販売管理・在庫管理などの業務システム整備…。
IT活用が業務に不可欠になった現在、重要性を増しているのが社内情報システム部門で活躍するITエンジニアの存在です。
しかし「技術職の採用には苦手意識がある」という人事の方も多く、例えば適切な採用(求人)情報の発信や応募者の選考に苦労されているケースがしばしば見受けられます。
そこで、技術的専門性を持たなくてもミスマッチなく社内SEを採用できるノウハウをお届けしたいと思います。最新求人動向から効果的な採用・選考手法まで広く情報発信していきますので、ぜひ今後のエンジニア採用にお役立ていただければと思います。
社内SEと一口に言っても、そのミッションや業務内容は企業によって異なり、それに合わせてエンジニア自身が必要とされる経験・スキルも異なってきます。大きく影響してくるのは組織構成。まず、一般的な情報システム部門の位置付けにはどのようなものがあるか整理してみましょう。
(1)集中統制型
人事・総務部、知的財産部等と同列で情報システム部が置かれ、全社スタッフ・事業部門を含め情報システム部門が全体を統括し、IT化の全体最適化、システムの共通化を推進するパターン。パートナー企業や外部ベンダーとの取引も情報システム部が一括して行う組織。
(2)連邦統制型
人事・総務部、知的財産部等と同列で情報システム部が置かれ、なおかつ各事業部などに分室を設けているパターン。IT戦略推進機能は本社部門に残し、企画機能を個別案件に応じて柔軟・タイムリーに意思決定出来るよう配置した組織。グループ子会社や外部ベンダー管理を、本社情報システム部門のみでなく分室も必要に応じて利用出来る体制。
(3)分散型
人事・総務部、知的財産部等と同列でシステム企画部が置かれ、部門直結として情報子会社を置くパターン。グループ会社全体のシステム構築から運用・保守機能を情報子会社(ユーザー系SI企業)を設立して移管し(外部ベンダーへの完全アウトソーシングの場合もあり)、本社機能として企画・統制機能のみを残した組織。
その他、まだ情報システム部門として独立した組織が無いという場合、またこれから新設するといった場合は、ヘルプデスクなどのサポートチームメンバーが総務部内にいる、経理部門に併設されている、というケースも考えられます。
いずれの組織構成に該当するとしても、企業内における情報システム部門の役割は、
の4つに分類する事が出来ます。
現在、貴社の組織はどのような形態になっているでしょうか?
また採用によって人材強化を図りたいポジションは、どの業務領域になりそうでしょうか?
情報システム部門の4つの役割と具体的な業務内容にて、上記4つの業務領域の個々の具体的な仕事内容、またエンジニアに必要とされる経験・スキルについて考えてみたいと思います。前述した組織の在り方によって社内SEが行う業務範囲も変化してくるため、様々なケースを考慮していきます。
●採用成功ナビの2つの特長
最適な採用手法をご提案!
様々な企業が自社に合う
人材の採用に成功している
豊富な採用実績!
多岐にわたる採用事例から
自社に似たケースが探せる
すぐに採用を始めたい方も。まずは相談してみたい方も。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
中途採用情報メルマガ(無料)を定期的にお届けします。
貴社の事業成長に少しでもお役に立てられれば幸いです。