面接に不馴れな現場面接官をサポート -面接準備-

最小限の時間で必要なことを的確に伝えましょう！

現場面接官の面接に不安を抱いてはいませんか？

人事部門の採用担当といえば「採用のプロ」。しかし選考過程においては、配属先のメンバーや責任者、経営陣など、いわゆる採用業務を本業としない様々な人物が“現場面接官”として応募者と接します。そこで発生するのが、面接経験の少ない現場面接官が準備不足の状態で面接を行ったり言葉遣いや態度で応募者に悪印象を残すといった問題です。

以前弊社で採用担当者向けにアンケートを行ったところ、現場面接に不安を抱えている人事は70%にものぼりました。しかし「現場面接官を教育したいがそんな時間的余裕も費用もない」「協力を仰ぐ社内風土がない」という理由から、不安を抱えながらも採用活動を続ける実情を知りました。

人事担当者がどんなによい面接・選考過程を実施しても、現場面接官次第で、効果的な面接が実施されず、採用は成功に至らない…。こうした現状を少しでも改善するために、人事の皆様に役立つことがないか？と考えました。そこで、人事担当者が「現場面接官」向けに利用するお役立ちツール」をご紹介したいと思います。今日からすぐ使える手軽な内容ですので、ご利用いただければ幸いです。

現場面接官へ送る「日程調整・面接依頼シート」

テンプレートA------------------------------

●●部　△△さん（様）

おつかれさまです。採用担当の☆☆です。

今回、●●職の中途採用を実施していますが、
「応募者●●様」の採用を前向きに進めることとなり、
ぜひ△△さん（様）に現場面接をお願いしたいと思っております。

つきましては、面接の日程設定をよろしくお願いいたします。
こちらの都合で申し訳ないのですが、
以下の日程枠で設定させていただきたいと思っております。

ご都合の「悪い」時間帯は、ございますでしょうか？
大変お手数ですが、ご返信をお願いいたします。

■面談日程
１）●月●日（●）　●時～●時
２）●月●日（●）　●時～●時
３）●月●日（●）　●時～●時
※面談は上記日程から選択したいと考えています。
ご都合の悪い時間帯をご連絡ください。

■場　所 ●●●

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まず「テンプレートA」は、現場面接官から都合のよい面接候補日を収集するためのテンプレートです。「何時がよろしいですか？」ではなく「どの日のどの時間帯以外は大丈夫か」が確認できるテンプレートになっており、1回のコミュニケーションで現場面接官の都合を把握します。

テンプレートB------------------------------

●●部　△△さん（様）

おつかれさまです。採用担当の☆☆です。

面接日設定のご返信、ありがとうございました。
●●職の中途採用候補者、「応募者●●様」との面接の日程が
以下のとおり確定いたしましたのでご報告いたします。

面接日時の 5 分前に、面接会場●●●でお待ちしています。
尚、不明点・疑問点などがあれば、いつでも☆☆（内線 0000）まで
ご連絡ください。

その他、面接についての連絡事項、また面接の参考になる資料等、
以下に添付しておきますので、時間がある時にご一読ください。

■日　程 ●月●日（●）　●：●～●：●
※時間は 30 ～ 60 分程度で考えています。　　　　　　　

■場　所 ●●●

■応募者 漢字●●　●● （カナ●●●　●●●）
※●●職で応募。

■その他連絡事項／応募者●●様の履歴書・職務経歴書を●●日に
　お渡しします。

■面接ノウハウ資料／面接の留意点や、他社事例が分かります。
　◎面接で言ってはいけない一言
　◎面接でありがちな失敗
　◎応募者の入社意欲を高める面接手法
　◎応募者の本音を聞く質問
　《発行元：リクルート》

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「テンプレートB」は、返信をした現場面接官に、面接日時が確定したことを知らせるテンプレートです。日時・場所・応募者・応募職種が分かり、さらに面接時の参考になる資料を添付することで、人事が効果的な面接を行うサポートを行います。

こうして書面に残せば「知らなかった」「聞いていない」といったトラブルが避けられるばかりか、人事の真摯な採用に対する取り組みを共有でき、現場から協力体制を取り付け易くなると考えます。●●・△△・☆☆部分を上書きし、さっそくご活用いただければと思います。

尚、テンプレートBにある『面接ノウハウ資料』に当たるものも採用ノウハウの本カテゴリに書いておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

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