リクルートエージェントでは“転職活動者”の活動実態や意識を明らかにし、現在の転職動向を俯瞰的に把握しトレンドを掴む為の「転職市場定点調査」を毎年実施しています。その最新の調査結果を順次ご紹介すると同時に、転職活動者の実態を知る事で、今後採用活動を行う際の参考にして頂ければと思います。
※「転職市場定点調査2007」
調査方式:インターネット調査
調査対象者条件:過去2年以内に転職した人、または転職について情報収集レベル以上の活動を行った人。
※全国に住む専門学校卒以上の20~49歳の男女。会社員(正社員)。
本報告書の集計ベース:東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・愛知在住者。6,453サンプル。
サンプル数:スクリーニング調査(調査対象者選定にための事前調査)102,095サンプル。
本調査:10,364サンプル※全国
調査期間:2007年11月16日~11月20日
Q.リクルートエージェントをまた使いたい理由
■転職活動者の季節的な動き
転職を実現された方に、活動に際しての意欲や行動の調査を行った結果が上記グラフです。
これによると「転職を考え始めた時期」と「情報収集を始めた時期」はほぼ重なり、1月、3月、4月、12月が高い傾向にある事が分かりました。
そして実際に応募という行動に移るのは、情報収集を終えた4月から10月になります。4月から8月の春から夏頃の季節は「転職への意欲が高く、本気で転職活動をしていた」していた時期に当たり、応募という行動期間にリンクします。
これは職種による違いは多少あるもののほぼ平均的な動きとなり、新年度を見越した情報収集、夏のボーナス前後の転職活動が活発である事が実証された形となりました。
また、リクルートエージェントの利用者が、再度転職を検討する事になった際、再び活用したい理由としては「登録のしやすさ」「求人の情報量と紹介数」「キャリアアドバイザーの存在」が上位となりました。
『一般公募しない非公開求人の他、個人では見つけにくい求人案件等も、業界や職種の知識を持ったキャリアアドバイザーがダイレクトに紹介するため、個々の志向に沿ったブレのない転職活動が実現出来る』。エージェント活用の理由について、今後このような利用価値をさらに浸透させていきたいと思います。
さて、プロジェクト単位で業務の区切りが発生するITエンジニアや、決算期に多忙となる経理など、職種による転職活動者の動向は多少異なります。職種ごとの転職活動の実態を知ることは、企業が採用を行う上で有効な情報と言えるでしょう。以降には、その「職種別・転職活動者の季節的な動き」をご紹介します。
■転職活動者の季節的な動き《ITエンジニア》
●ITエンジニアの場合、転職を考え始めた時期と情報収集を始める時期がずれる傾向。転職を考え始める割合が多い月は1月・3月・6月・12月。
活動意欲は4月から5月・6月に向かって急上昇し、7月にいったん落ちるが、8月にまたピークを迎えるという動き。
■転職活動者の季節的な動き《電気・電子・機械・化学系エンジニア》
●電気・電子・機械・化学系エンジニアの場合は、情報収集を始める時期にはっきりとしたピークは見られない。転職を考え始めた時期については1月・4月・8月・11月が多い。
活動意欲が高く本気で活動する時期は5~8月の時期。
■転職活動者の季節的な動き《営業・販売》
●営業・販売は活動を始める時期が1月・12月にはっきりしたピークが見られ、次に多くなるのは3月・4月。
転職意欲は4・5月の春の時期に急上昇し、9月まで高い時期が続き、10月から急激に落ち込む。
■転職活動者の季節的な動き《人事・経理・法務》
●転職を考え始める時期は1月が最も多く、集中。次に3月・4月・12月がやや高め。意欲は3~8月が高いが、特に7月・8月が高い。
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