現場面接の実態アンケートから探る採用ノウハウ その4

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偏りのない選考を実現させるための面接手法ついて

リクルートエージェントが実施した『現場面接の実態アンケート』から、現場社員による面接を行うにあたり「本格的な選考者教育を実施している企業」は4.7%と少なく、それによる「部門面接の不安」を70.3%の企業が抱いていることが分かりました。しかし、面接練習などを導入しようという企業は7.8%とごく少数派で、余裕・時間・機会・経営の理解のいずれかがないという消極的な理由で現状のまま進むしかないというのが、人事担当者の本音であることもみえてきました。

採用ノウハウ提供の場としているこのホームページでリクルートエージェントがご提案できることは何か?それは、人事担当の方の負担をそれほど増やさずに、採用効果を上げる方法をご紹介することだと考えました。その一つが今回ご紹介する「求める人物像からズレのない応募者を正しく選考する方法」です。

その一つとして、複数名の社員による面接を実施する方法があります。たとえば、20~30分で面接官を入れ替え質問内容がダブッてしまってもよいのでとにかくコミュニケーションをとってもらう。面接終了後には面接官に集まってもらい、応募者の印象について話し合ってもらうのです。

実はこの手法を採用している企業は意外と多く、「全員の意見が一致しない場合は合格としない」「反対があっても部門責任者が採用に意欲的な場合は合格とする」など着地は違うものの、一人の片寄ってしまうかもしれない判断だけで合否を決めるのをやめることで、採用効果を上げている企業が増えています。

現場面接官も、時間・気持の負担が軽くなるため協力的になる人が増え、人事担当者も協力を仰ぎやすくなります。また、面接に参加した複数の社員から意見・感想が聞け、人事担当者が採用に関する情報や知識を収集しやすくもなります。

定期採用や大量採用を計画している企業では「プロジェクトチームを結成する」などの本格的な動きを起こす場合もあるようですが、そこまでいくと「それほどパワーをかけず速効性のある方法をご紹介する」今回のテーマから外れてしまいますので、お話はこの辺で留めておきましょう。

とにかく複数の社員の目や感覚をフィルターにすることで、「いい人なんだけど、なんとなくウチには合わないんじゃない?」…といった漠然とした理由で採用合否を決定することはなくなります。論より証拠。まずは一度チャレンジしていただきたいと思います。

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